猫のスプレー行動とは?放置するリスクや原因・臭い消しのコツを紹介 | 猫coco

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猫のスプレー行動とは?放置するリスクや原因・臭い消しのコツを紹介

窓辺で横たわる猫

猫が壁や家具に少量の尿をかける「スプレー行動」。突然の出来事に驚く飼い主も多いですが、これは本能的なマーキング行動の一種です。本記事では、スプレー行動の意味や原因を解説します。放置することで生じるリスクや、臭いを消すための具体的な対処法まで詳しくお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

猫のスプレー行動とは

スプレー行動とは、猫が自分の縄張りを主張するために、少量の尿を壁や物に吹きかける行為です。通常の排尿とは異なり、垂直面に向かって後ろ足をピンと立てて行うのが特徴です。特に発情期のオス猫に多く見られますが、避妊・去勢済みの猫でもストレスや環境の変化が引き金になり、スプレー行動を取るケースがあります。

スプレー行動とおしっこの見分け方

一般的な排尿はトイレなど水平な場所でしゃがんで行いますが、スプレーは立った姿勢で垂直な対象に対して行われます。スプレーは尿の量が非常に少なく、点状や線状に壁や家具に残るのが特徴です。臭いが強く残る傾向にあり、通常の排泄とは明確に異なります。

猫がスプレー行動をする主な原因

猫がスプレー行動をする主な原因は、以下のとおりです。

  • 縄張り意識
  • 異性へのアピール
  • ストレスを感じている

縄張り意識

猫は本来、強い縄張り意識を持つ動物です。特に室内でほかの猫や動物の気配を感じたとき、自分のテリトリーを守るためにスプレー行動を行います。これは、相手に「ここは自分の場所だ」と知らせる本能的な行動です。

多頭飼育の家庭では、猫同士の上下関係や不安定な距離感がスプレーを誘発することもあります。また、外から聞こえる猫の鳴き声や臭いにも敏感に反応し、室内でスプレーしてしまうケースも珍しくありません。

異性へのアピール

スプレー行動は、特に去勢していないオス猫に多く見られるアピール行動でもあります。発情期に入ると、メス猫に自分の存在を知らせようと、尿の臭いでサインを送るのです。マーキングには強い匂いの成分が含まれており、発情したメスへのメッセージとして働きます。去勢していないとこの行動が繰り返されやすく、家の中のあちこちに臭いが残ってしまう原因となります。

ストレスを感じている

猫はストレスを感じやすい動物であり、そのはけ口としてスプレー行動を行うことがあります。環境の変化や来客、大きな音や騒がしい家庭内の雰囲気なども影響するため注意しましょう。

また、家具の配置換えなども、猫にとっては予測不能な出来事となり、安心できる場所を求めてマーキングしてしまうケースがあります。精神的な安定を保つためにスプレーという手段を取る猫も多いため、生活環境を穏やかに保つ工夫を講じてください。

スプレー行動を抑えるための対策

スプレー行動を抑えるための対策は、以下のとおりです。

  • 去勢や避妊手術の検討
  • 落ち着ける環境を整える

去勢や避妊手術の検討

性ホルモンが影響するスプレー行動には、去勢や避妊手術が有効とされています。特に若いうちに手術を行えば、スプレーが習慣として定着する前に抑えられるでしょう。オス猫の場合、発情期の特有の臭いも軽減され、メス猫に対するアピール行動も落ち着きます。メス猫でも、発情に伴う不安定な行動やストレスからスプレーをするケースがあるため、避妊は有効です。

落ち着ける環境を整える

猫が安心して過ごせる静かな環境づくりも、スプレー行動の予防には欠かせません。トイレや寝床が騒がしい場所にあると、猫は不安を感じて、スプレーで自分の存在を主張しようとすることもあります。リラックスできる場所を確保し、定期的に遊びやスキンシップを取り入れてストレスを発散させましょう。

スプレー行動を放置するリスク

スプレー行動を放置すると、以下のリスクがあります。

  • 家の中に臭いが染みつく
  • 問題行動として習慣化する

家の中に臭いが染みつく

猫のスプレー尿は濃度が高く、放置すると壁や家具に臭いがしみ込んでしまいます。時間が経つほど除去が難しくなり、再度同じ場所にスプレーする原因にもなります。一度染みついた臭いは、消臭剤や洗剤だけでは完全に取りきれない可能性もあるため、早めの対応が不可欠です。

問題行動として習慣化する

スプレーを放置していると、猫が「ここはマーキングしてよい場所」と認識してしまい、繰り返すようになります。初期段階で対応すれば、長期的な行動抑制につながります。癖になってしまうと矯正が難しくなるため、最初の数回で対応を徹底することが大切です。

スプレーされた場所の臭いを消す方法

スプレーされた場所の臭いを消すには、以下の方法があります。

  • できるだけ早く拭く
  • ペット用消臭剤を使う

できるだけ早く拭く

スプレーされた場所を発見したら、できるだけ早くティッシュや布で押さえながら拭き取りましょう。擦らずに吸い取るようにすることで、尿が奥に染み込むのを防ぎます。

ペット用消臭剤を使う

スプレー跡には、アンモニアやたんぱく質を分解できるペット用消臭剤が効果的です。一般的な芳香剤では臭いを覆い隠すだけですが、分解型の消臭剤であれば臭いのもとからしっかり取り除けます。布製品や壁など素材に合わせて使えるタイプを選ぶと、より安心して使用できます。

猫のスプレー対策は早めの対応と消臭がポイント

スプレー行動は猫の本能によるもので、完全に防ぐのが難しい場合もあります。しかし、原因に合わせた対策を講じ、発見次第すばやく処理して、繰り返しを防ぎましょう。特に臭いが残っていると再発の原因になるため、専用の消臭剤を使って対策することが大切です。

空白
子供と見つめあう猫

この記事の著者

ケンケン

1978年生まれ。現在は妻と2匹の猫と暮らしています。
食品メーカーで20年以上、製品開発に携わってきた経験を活かし、現在は猫と飼い主のための消臭剤の開発にも取り組んでいます。
猫との暮らしで感じた「におい」や「安心」への疑問を、ものづくりの視点からカタチにしています。
このブログでは、実体験をもとに、猫との暮らしがもっと快適になるヒントをお届けしていきます。

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