猫の消臭剤の正しい使い方とは?プロが教える消臭効果を最大化するコツ | 猫coco

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猫の消臭剤の正しい使い方とは?プロが教える消臭効果を最大化するコツ

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スプレーを持って猫と向かい合う飼い主

「安全な猫用消臭剤を選んだけど、いまいち効果が実感できない…」 「せっかくなら、この消臭剤の効果を100%引き出したい!」

愛猫の健康を考えて、成分にこだわった安全な消臭剤を選んでいるあなた。その素晴らしい選択眼に、私たちは心から敬意を表します。

しかし、もしあなたがその消臭剤の効果に少しでも疑問を感じているとしたら、それは製品の能力不足ではなく、あなたの「使い方」が少しだけ、もったいないことになっているのかもしれません。

どんなに優れた消臭剤も、正しく使わなければその真価を発揮することはできません。

この記事では、私たち猫専用消臭剤「Clinicat」の開発チームが、消臭科学のプロとして、そして日々お客様から寄せられるお声をもとに、**消臭効果を最大化するためのプロの「使い方」**を、具体的なシーン別に徹底的に解説していきます。

あなたの使い方は大丈夫?多くの人がやりがちな「もったいない」使い方

まずは、良かれと思ってやってしまいがちな、効果を半減させてしまう使い方を見ていきましょう。

  • 間違い①:臭いの上から「かけるだけ」 特にカーペットやソファへの粗相の場合、表面にシュッとスプレーするだけでは、繊維の奥深くに染み込んだ臭いの元には届きません。表面的な臭いがごまかせるだけで、根本解決には至りません。
  • 間違い②:量が「足りない/多すぎる」 臭いの元全体をカバーするには、適切な量が必要です。少なすぎれば中和しきれず、多すぎれば乾きにくく、製品の無駄遣いにもなってしまいます。
  • 間違い③:掃除をせずに「スプレーだけ」 消臭剤は魔法のアイテムではありません。臭いの原因となるホコリや毛、食べこぼしなどの物理的な汚れがある場合、まずそれらを取り除くことが大原則。掃除をせずにスプレーをしても、汚れに邪魔をされて効果が十分に発揮されません。

消臭効果を最大化!プロが教えるシーン別「黄金ルール」

それでは、Clinicatのような「中和」タイプの消臭剤の効果を最大化するための、プロの技をご紹介します。

【猫トイレ編】「あと処理」と「予防」の二刀流

猫トイレの臭い対策は、日々のケアと定期的なケアの組み合わせが鍵です。

  • 日々の「あと処理」 ウンチやオシッコの塊を取り除いた後、その砂があった場所をめがけて、Clinicatを2〜3回スプレーします。これにより、砂や容器の底に残った臭い成分をその場で中和できます。さらに、取り除いた排泄物を入れたゴミ袋を閉じる前に、中にワンプッシュ。これがゴミ箱からの臭い漏れを防ぐ、プロのテクニックです。
  • 定期的な「予防」 週に一度、あるいは月に一度のトイレ丸洗いの際、洗浄・乾燥させた後の**空のトイレ容器全体にClinicatをスプレーし、乾かしておきます。**これにより、プラスチック表面に臭いがつきにくくなるコーティングのような役割を果たし、次に臭いが発生するのを防ぎます。

【布製品・粗相編】「奥まで届かせる」徹底中和術

ソファやカーペットには、臭いの元までしっかり成分を届けることが重要です。

  • 普段のケア 猫がいつも寝ている場所や、体をこすりつけるソファの角など、臭いが蓄積しやすい場所には、乾いたきれいな布にClinicatを吹きかけ、その布でトントンと叩くように拭き上げます。これにより、皮脂汚れを取り除きながら、臭いを中和できます。
  • 粗相をしてしまった場合 これは消臭の腕の見せ所です。以前の記事でもご紹介した**「吸い取る→中和する→吸い取る→乾かす」**の4ステップを徹底してください。特に重要なのが「中和する」ステップ。尿が染み込んだ範囲より一回り広く、そして内部までしっかり染み込むように、たっぷりとClinicatを使うことが、ニオイ戻りをさせないための最大のコツです。

【空間全体編】「発生源」を狙い撃つ

お部屋全体の臭いが気になる時、ただ空中にスプレーするだけではもったいない。臭いの「発生源」を狙い撃ちしましょう。

  • 臭いのホットスポット:カーテンの下の方、キャットタワー、猫ベッド、壁際など、猫がよく体をこすりつける場所が主な発生源です。
  • 効果的な使い方:これらの場所に直接スプレーするか、布に含ませて拭き上げることで、空気中に漂う臭いの元を断つことができます。

なぜこの使い方で効果が変わるのか?

私たちがClinicatを開発した当初、その圧倒的な中和能力には絶対の自信がありました。しかし、一部のお客様から「思ったより効果が…」というお声をいただいたのです。調査の結果、原因は製品ではなく「使い方」にあると判明しました。

Clinicatの消臭の仕組みは、有効成分である天然ミネラルが、臭いの分子に直接接触して「中和」するというものです。つまり、いかにして臭いの分子にミネラルを「出会わせる」かが、効果を最大化する鍵なのです。

今回ご紹介したプロの使い方は、すべてこの「接触面積と接触確率を最大化する」という科学的根拠に基づいています。

まとめ:正しい使い方で、消臭剤はもっと頼れる相棒になる

安全な消臭剤を選ぶことは、愛猫家としての第一歩。そして、その効果を最大限に引き出す正しい使い方をマスターすることは、暮らしをさらに快適にするための次なるステップです。

消臭効果最大化の秘訣 =「掃除+発生源への直接アプローチ」

ぜひ今日から、このプロの技を実践してみてください。あなたの選んだ消臭剤が、これまで以上に頼もしい「相棒」として、あなたと愛猫の毎日をサポートしてくれるはずです。

→ 猫専用消臭剤「Clinicat」特集はこちら

猫のトイレを見る飼い主

監修者情報

監修:田中動物病院 院長 獣医師 田中先生  東京農工大学獣医学部卒業後、田中動物病院を開院。特に猫の行動学とアレルギー疾患に造詣が深く、猫の健康とウェルビーイングに力を入れている。特に、根本から悪臭を分解するメカニズムと、猫に優しい安全性を兼ね備えた消臭剤の重要性に注目し、多くの飼い主さんへその選択を推奨している。

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この記事の著者

ケンケン

1978年生まれ。現在は妻と2匹の猫と暮らしています。
食品メーカーで20年以上、製品開発に携わってきた経験を活かし、現在は猫と飼い主のための消臭剤の開発にも取り組んでいます。
猫との暮らしで感じた「におい」や「安心」への疑問を、ものづくりの視点からカタチにしています。
このブログでは、実体験をもとに、猫との暮らしがもっと快適になるヒントをお届けしていきます。

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