猫の消臭スプレー、毎日使うべき?プロが教える最適な頻度と使い方 | 猫coco

BLOG & INFO

消臭剤

猫の消臭スプレー、毎日使うべき?プロが教える最適な頻度と使い方

#消臭剤

猫のトイレと猫

猫と暮らしていると、**「トイレの臭いがどうしても気になる…」**という悩みは避けて通れません。
そして、消臭スプレーを使う頻度についても迷う方が多いのではないでしょうか。

「毎日使っても大丈夫?」「やりすぎると猫に悪影響はない?」——。
この記事では、猫専用消臭剤「Clinicat(クリニキャット)」の開発担当であり、猫を愛する一人の飼い主として、**“最適な使用頻度”と“安心して続けるコツ”**を丁寧に解説します。

消臭スプレーの頻度は「毎日」が基本。ただし“やり方”が大切

猫のおしっこ臭やトイレ周りのアンモニア臭は、時間とともに空気中に再浮遊する性質があります。
つまり、一度消しても放置すればまた臭いが戻ってくる——。この現象を防ぐには、日常的な使用が効果的です。

ただし重要なのは、「どこに・どの程度スプレーするか」。
猫が触れる場所や寝具などに過剰にスプレーする必要はありません。むしろ、トイレ周辺・砂の飛び散り箇所・空気のこもる場所に重点を置くことで、最小限の使用で最大の効果を得られます。

毎日の軽い使用+週1〜2回の徹底リセット
これが、猫にも飼い主にも負担の少ない理想的なバランスです。

頻度を決める3つのポイント

1. 猫のトイレ回数・頭数を基準にする

猫1匹あたり1日2〜3回の排尿が目安。
トイレの使用頻度が多い多頭飼いの場合、毎日スプレーするのが自然です。

ただし「臭いを感じたときに使う」では遅く、臭いの発生前に予防的に使うのがポイントです。
この「予防消臭」が、実はプロの現場でも採用されている方法です。

2. スプレーの種類で頻度を調整する

市販の猫用消臭スプレーには、大きく分けて2種類あります。

  • 一時的に臭いをマスキングするタイプ(芳香剤系)
  • 臭いの元を化学的に分解するタイプ(中和系・分解系)

前者は毎日使っても臭い戻りが早いため、結果的に頻度が増える傾向があります。
一方、Clinicatのような**「天然ミネラル成分による分解型」**のスプレーなら、1回で長時間効果が続くため、過剰な使用は不要です。

重要なのは“使う回数”より“使う成分”です。
香りでごまかすタイプではなく、臭いの根本を断つタイプを選びましょう。

3. 使用環境を見直す

「同じ頻度で使っているのに、臭いが残る」場合は、通気や掃除頻度を見直すことも大切です。
例えば次のような習慣が、臭いの発生を抑えます。

  • トイレ砂の全交換を週1回
  • トイレ本体を月1回丸洗い
  • スプレー後は軽く換気

これらを習慣にすることで、スプレーの回数を減らしても清潔な空気を保てます。

毎日使っても猫に悪影響はないの?

ここで多くの飼い主さんが心配するのが、**「猫が舐めても大丈夫なのか」**という点です。

Clinicatは、**天然由来のミネラル成分のみで構成されており、塩素やアルコール、香料を一切使用していません。
そのため、猫が舐めても安全であり、毎日の使用にも問題はありません。

開発の際には、自分の愛猫が実際に使っても安心できるかを基準に処方を組み立てました。
香りでごまかすタイプに比べて無臭なので、猫の嗅覚ストレスを与えないことも大きな特徴です。

実際の使い方:1日5秒の習慣で臭いゼロへ

具体的な使用ステップを紹介します。

  1. トイレ掃除後に、砂全体に軽くスプレー(2〜3回程度)
  2. 周囲の床や壁にもワンプッシュ
  3. 週1回はトイレ本体を拭き掃除し、内部にも軽くスプレー

これだけで、臭いの原因菌をブロックできます。しかも、臭いが戻りにくいのです。

消臭スプレーを「習慣」にするコツ

スプレーを毎日続けるコツは、“気づいた時にサッと使える”場所に置くこと
たとえば——

  • 猫トイレの横
  • リビングの棚の上
  • 猫砂ストックの横

に1本置いておくだけで、手間がぐっと減ります。
また、香り付きの部屋用スプレーと違い、猫の反応を気にせず使えるのも継続のポイントです。

季節で変わる「臭いの出方」と使い方のコツ

臭いの感じ方は、季節によって大きく変化します。
特に夏は湿度が高く、臭い分子が空気中に拡散しやすいため、同じ量でも臭いが強く感じられることがあります。
反対に冬は乾燥するため臭いは抑えられますが、部屋を閉め切る時間が長くなることでこもり臭が増える傾向にあります。

そのため——

  • 夏は朝と夜の2回スプレー
  • 冬は掃除後の1回でOK、ただし換気を意識
    このように季節で使い方を少し変えると、無駄がなく、猫への負担も最小限に抑えられます。

また、梅雨や冬の暖房時期には、布製品(カーテン・ラグ)への吸着臭も注意が必要です。
トイレ以外にも「空気が滞る場所」に軽くスプレーするだけで、室内全体の清潔感が大きく変わります。

使いすぎを防ぐ“賢い習慣化”の工夫

「毎日続けたいけれど、つい忘れてしまう」
そんな方におすすめなのが、**“ルーティン化の工夫”**です。

例えば——

  • トイレ掃除用の袋とスプレーを同じ場所に置く
  • 朝のルーティン(コーヒーを入れる時間など)にワンプッシュ習慣を組み込む
  • 週末に「トイレ+周辺」をまとめて清掃する“リセットデー”を決める

こうした小さな工夫で、無理なく続けられるようになります。
「がんばって消臭する」ではなく、**“自然に清潔を保てる習慣”**が理想です。

まとめ:頻度よりも「やさしい継続」が大切

猫の消臭スプレーは、毎日軽く使うのが理想です。
ただし、回数よりも「安全性」と「使い方」を意識することが何より大切。

無香料・天然ミネラル・舐めても安全
この3つを満たす製品なら、毎日の使用が猫の健康を損なうことはありません。
そしてそれが、**飼い主の安心と猫の快適さを両立する“理想の消臭習慣”**につながります。

→ 猫専用消臭剤「Clinicat」特集はこちら

笑っている猫

監修:獣医師 田中先生
動物行動学とペット衛生学を専門に、猫の生活環境や衛生製品の研究・監修を行う。Clinicatの開発においては、成分安全性と猫の嗅覚ストレス評価を監修。

バナー5

この記事の著者

ケンケン

1978年生まれ。現在は妻と2匹の猫と暮らしています。
食品メーカーで20年以上、製品開発に携わってきた経験を活かし、現在は猫と飼い主のための消臭剤の開発にも取り組んでいます。
猫との暮らしで感じた「におい」や「安心」への疑問を、ものづくりの視点からカタチにしています。
このブログでは、実体験をもとに、猫との暮らしがもっと快適になるヒントをお届けしていきます。

コメントは受け付けていません。

関連記事

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2025 株式会社イーテック All Rights Reserved.

CLOSE