猫の粗相によるシミを完璧に取る方法!臭いとシミをWで解決 | 猫coco

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猫の粗相によるシミを完璧に取る方法!臭いとシミをWで解決

#消臭剤

カーペットを見る猫と飼い主

朝起きたら、カーペットの一角に“うっすら残る丸い跡”。
拭いても拭いても、シミだけが取れない――そんな経験はありませんか?

私も昔、同じように悩みました。
臭いは消えたのに、どうしても色が残る。
そしてその場所を猫が再び狙ってしまう。

この記事では、猫専用消臭剤「Clinicat(クリニキャット)」の開発者として、
「臭い」と「シミ」を同時に解決する本当の方法を解説します。
同じ悩みを持つ飼い主さんに、少しでも安心と納得を届けられたら幸いです。


1. 猫の粗相でシミが残る“本当の理由”

見た目は乾いていても、内部は残っている

表面を拭いた後に乾いたように見えても、実際には尿成分が繊維や床の下層に浸透しています。
尿に含まれる「たんぱく質」「脂肪酸」「アンモニア」「尿酸塩」は、乾燥すると酸化して色素を残します。

特にフローリングや布ソファは、毛細管現象で奥まで染み込むため、
「見えないシミ」として再発するのです。

シミが再発すると臭いも戻る

シミが残っている=臭いの元が残っているということ。
猫はそのわずかな臭いを嗅ぎ取り、「ここがトイレだ」と再び粗相してしまいます。
つまり、シミと臭いはセットで解決しないと意味がないのです。


2. 間違いやすいシミ取りNG行動

強アルカリ・漂白剤の使用

「消えるまでこすりたい」と思う気持ちはよくわかります。
しかし、漂白剤や強アルカリ洗剤は床や繊維を変色・劣化させる原因になります。
また、猫が舐めることで中毒を起こす危険もあります。

熱湯やスチームアイロンで乾かす

熱を加えるとたんぱく質が固まり、**尿が繊維に“焼き付く”**ように定着します。
臭いも閉じ込められ、後から取れなくなることが多いのです。

シミ取りは「熱・強い薬品・こすりすぎ」が3大NG。
正しくは“分解して浮かせる”ことが重要です。


3. プロが実践する「臭いとシミを同時に取る」ステップ

ステップ①:水で軽く湿らせ、汚れを浮かせる

まずは、乾いたシミ部分を常温の水で湿らせること。
これにより、固まった尿成分が再び柔らかくなり、分解しやすくなります。
お湯は使わず、優しく押さえるように行いましょう。

ステップ②:Clinicatをスプレーし、10分ほど置く

臭いの元とシミの原因は同じ。
Clinicatをまんべんなくスプレーし、10分程度そのまま浸透させます。
この間に、ミネラル成分が尿中の酸性成分を中和し、色素と臭いを同時に分解します。

ステップ③:清潔な布で“吸い取る”ように拭く

力を入れず、タオルで上から押すように水分を吸収。
こすらないことで、繊維の奥に再び押し込むのを防げます。

ステップ④:乾燥後、再発チェック

完全に乾いた後、日光や照明の下でシミ跡が見えないか確認。
もし薄く残る場合は、再度スプレーして同じ手順を。
Clinicatは無残留タイプなので、繰り返し使っても安全です。


4. シミの種類別対処法

カーペット・布ソファの場合

繊維の奥に入り込みやすいため、**「スプレー+浸透時間」**を長めに取るのがコツ。
汚れが深いときは、下に乾いたタオルを敷いて、上から圧をかけて吸収すると効果的です。

フローリングの場合

木材に染み込んだ尿は、乾くと変色しやすい。
Clinicatをたっぷりめに塗布し、濡れタオルで覆って30分放置するのが有効です。
木材が呼吸している間に中和反応が進み、黄ばみや臭いが軽減します。

壁や柱に粗相してしまった場合

壁紙の接着剤が臭いを吸収するため、早期対応がカギ。
ティッシュで水分を取った後、Clinicatを吹きかけ、乾燥を繰り返すことで目立たなくなります。


5. シミを防ぐ「再発防止ケア」

猫が同じ場所で粗相する理由

猫は、「臭いが残る=そこが安全な場所」と判断します。
シミや残り香が少しでもあると、また同じ場所に戻ってしまうのです。

予防には「消臭+安心」のダブルケアを

Clinicatは無臭で猫に刺激を与えず、同時に臭い分子を分解して再発を防ぎます。
さらに、トイレ周辺のストレスを減らすために、清潔・静か・明るい環境を整えるのも効果的です。


6. 私の現場での実例:カーペットの“諦めかけたシミ”

数年前、ある多頭飼育のご家庭で「リビングの真ん中にシミが取れない」と相談を受けました。
何度も洗剤を使い、漂白剤も試したけれどダメだったとのこと。

そこでClinicatを使い、スプレー→10分放置→タオル吸収→再スプレーの手順を2回実施。
翌朝には、シミも臭いもほぼ消え、猫たちがその場所で再び寝転んでいました。

飼い主さんの言葉が忘れられません。
「もうダメかと思ってたけど、あの場所が“安心できる空気”に戻りました」。


7. シミ取り成功のカギは「分解」と「残さない」

臭いとシミを本当に消すためには、
「見た目の汚れを落とす」のではなく、分子レベルで分解して、残さないこと。

Clinicatはそのために、
・香りでごまかさず
・化学薬品を使わず
・無機ミネラルで中和分解する
というシンプルで安心な設計を貫いています。

笑ってカーペットを見る猫と飼い主

まとめ:シミも臭いも“跡を残さないケア”が一番の愛情

猫の粗相によるシミは、単なる汚れではありません。
それは、猫が「何かを伝えようとしたサイン」であり、
私たちが「どんな空気を作ってあげられるか」のバロメーターでもあります。

臭いを消すだけでなく、シミの痕跡まで優しく取り除くこと
それが、猫にとって安心できる“匂いのない世界”を作る第一歩です。

Clinicatは、そのために生まれた猫専用の無臭ミネラル消臭剤。
舐めても安全、残らない、そして臭いも色も消える。
どうぞ、あなたの家にも“空気の安心”を取り戻してください。


→ 猫専用消臭剤「Clinicat」特集はこちら

監修:獣医師 田中先生
動物行動学とペット衛生学を専門に、猫の生活環境や衛生製品の研究・監修を行う。Clinicat開発においては、成分安全性と猫の嗅覚ストレス評価を監修。

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この記事の著者

ケンケン

1978年生まれ。現在は妻と2匹の猫と暮らしています。
食品メーカーで20年以上、製品開発に携わってきた経験を活かし、現在は猫と飼い主のための消臭剤の開発にも取り組んでいます。
猫との暮らしで感じた「におい」や「安心」への疑問を、ものづくりの視点からカタチにしています。
このブログでは、実体験をもとに、猫との暮らしがもっと快適になるヒントをお届けしていきます。

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