あなたの部屋、猫の臭いがするのはなぜ?原因を特定して根本解決! | 猫coco

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あなたの部屋、猫の臭いがするのはなぜ?原因を特定して根本解決!

#消臭剤

部屋全体の様子

掃除しても、どこか臭う…その理由

「毎日掃除しているのに、部屋の中がなんとなく猫臭い…」
「来客に“猫の家っぽい匂いがする”と言われてショックだった」

そんな経験はありませんか?
実は、部屋の臭いの原因はトイレだけではありません。
壁、床、カーテン、空気の流れ――そのどれもが少しずつ「臭いの貯金」をしているのです。

私も30年以上、猫と暮らしながら衛生管理の現場に関わってきました。
そこで分かったのは、「臭いの元」は一か所ではなく複数の要因が重なっているということ。
この記事では、猫専用消臭剤「Clinicat(クリニキャット)」の開発者として、
“部屋全体の臭いを根本から消す”ための原因分析と実践法をお伝えします。


猫の臭いが部屋にこもる3大原因

1. トイレ周りのアンモニア臭

最も多いのは、猫の尿や便から発生するアンモニア臭です。
トイレ砂の吸収力が落ちていたり、トレーの下に尿が漏れていたりすると、
空気中にアンモニアが揮発して、部屋全体に臭いが広がります。

✅ チェックポイント
・トイレ砂を1週間以上交換していない
・下のトレーやマットを水洗いしていない
・壁や床に尿の跳ね跡がある

これらのどれかに当てはまる場合は、臭いの第一原因と考えられます。

2. 壁・床・カーペットの吸着臭

猫の尿や体臭は、繊維や木材に吸い込まれて残留します。
特にカーペットや布製ソファは、毛や皮脂が付着しやすく、
時間とともに酸化して“こもった臭い”になります。

床や壁も例外ではなく、見えない尿の飛び散りが染み込んでいることがあります。
私の経験上、トイレ近くの壁の下20cmあたりが盲点です。

3. 空気の滞留と換気不足

臭いは「空気の流れ」によって滞留します。
猫を飼っている部屋は、トイレの設置位置や家具の配置で風通しが悪くなりがちです。
換気がうまくいかないと、臭いが天井付近に溜まっていきます。

💡豆知識
天井や照明カバーに臭い成分が付着していることもあります。
高い位置ほど空気の入れ替えが遅く、臭いがこもる傾向にあります。


「猫臭い部屋」にありがちなNG習慣

香り付き消臭剤に頼る

「いい香りのスプレーを使えば大丈夫」と思っていませんか?
実はこれは、臭いを上書きしているだけで、原因はそのまま残っています。
猫の嗅覚は人の数万倍。
人には快適な香りでも、猫には刺激となりストレスや食欲不振につながることもあります。

掃除のタイミングが遅い

猫の排泄物は、時間が経つほど臭いが強く・定着しやすくなります。
特に尿は、乾燥すると再び空気中の湿気を吸って臭いを放出する「再揮発性」を持っています。
1日1回の掃除でも「夜に再発臭がする」ことは珍しくありません。

消臭スプレーを“軽く吹くだけ”

多くの飼い主さんが誤解しているのが、「スプレー=表面の消臭」という考え。
臭いの原因は内部の残留分子なので、
しっかり湿るまで吹きかけて、分解反応を起こすことが大切です。


臭いの種類別:正しい対処法

尿臭・アンモニア臭には「中和」

アンモニア系の臭いは、pH反応で中和させるのが効果的です。
Clinicatは、天然ミネラル成分がアンモニアを分解し、臭いを無臭化します。
香りでごまかさず、臭い分子そのものを除去する仕組みです。

体臭・皮脂臭には「拭き取り+乾燥」

猫の毛に含まれる皮脂は、布や床に付着すると独特のにおいを残します。
乾いた布よりも、Clinicatを軽く吹きかけたタオルで拭くのがおすすめ。
その後、よく乾燥させることで臭いの再発を防ぎます。

カビ・湿気臭には「通気+除湿」

トイレ周辺や窓際の湿気が多い場所では、
尿や埃を養分にカビ菌が繁殖して臭いを発します。
除湿機や扇風機を活用し、風を通す習慣をつけましょう。


部屋の臭いを元から絶つ3ステップ

ステップ1:臭いの「巣」を特定

鼻を近づけて探すよりも、時間帯や風向きで変化を観察するのがコツです。
朝や湿気の多い日に強く臭う場所が、臭いの発生源であることが多いです。

ステップ2:Clinicatで中和・分解

臭いの元を見つけたら、Clinicatをしっかり染み込ませます。
床・柱・壁・布――どこでも使用可能です。
無香料・無添加・天然ミネラル成分なので、猫が舐めても安心です。

💧ワンポイント
臭いが強い箇所は「乾燥→再スプレー→乾燥」を2〜3回繰り返すと、内部までしっかり反応します。

ステップ3:空気のリセット

最後に、窓を開けて風を通す+サーキュレーターで空気を回す
臭い分子は空気より重く、下に溜まりやすいため、
風の流れを作ることで空気中の残留臭も減らせます。


現場でのエピソード

以前、三匹の猫と暮らすご家庭で「部屋全体が猫臭い」と相談を受けました。
トイレも清潔で、原因が見えなかったのですが、調べてみると壁の下部とカーテン裏に臭いの元が。
そこにClinicatをしっかり浸透させて乾燥させたところ、
数日後には部屋の空気が驚くほどクリアになりました。

「消臭剤の“香り”がしないのに、臭いも消えた。不思議なくらい自然です」
そんな感想をいただいた時、**香りで隠すのではなく臭いの元を特定して、“無臭に戻す”**ことの大切さを改めて感じました。

寝ている猫

まとめ:臭いのない部屋は、信頼の証

猫と暮らす部屋がほんのり臭うのは、悪いことではありません。
それだけ愛猫が安心して過ごしている証でもあります。

ただ、人の生活空間に残る臭いは、早めにリセットするのが理想です。
臭いを「消す」ではなく、「整える」。
それが、猫も人も心地よく過ごすための環境づくりです。

Clinicatは、香りでごまかさず、天然ミネラルの力で根本分解
舐めても安全、素材も痛めない。
あなたの部屋を、もう一度“無臭の空気”に戻します。


→ 猫専用消臭剤「Clinicat」特集はこちら


監修:獣医師 田中先生
動物衛生分野で30年以上の臨床経験を持ち、猫の行動学と安全な生活環境づくりの専門家。

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この記事の著者

ケンケン

1978年生まれ。現在は妻と2匹の猫と暮らしています。
食品メーカーで20年以上、製品開発に携わってきた経験を活かし、現在は猫と飼い主のための消臭剤の開発にも取り組んでいます。
猫との暮らしで感じた「におい」や「安心」への疑問を、ものづくりの視点からカタチにしています。
このブログでは、実体験をもとに、猫との暮らしがもっと快適になるヒントをお届けしていきます。

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