猫の尿臭(アンモニア臭)はこれで解決!根本から消すプロの秘策 | 猫coco

BLOG & INFO

消臭剤

猫の尿臭(アンモニア臭)はこれで解決!根本から消すプロの秘策

#消臭剤

猫のトイレと飼い主

ツン、と鼻を刺す、あのあとな刺激臭…。 猫と暮らす多くの飼主さんを悩ませる尿臭の正体、それが**「アンモニア臭」**です。

「ちゃんと掃除しているのに、若干アンモニア臭だけが残っている…」 「猫の尿臭がアンモニア臭なのは、なぜ?」 「このアンモニア臭に特化した、本当に効く消臭剤が欲しい!」

もしあなたが、ただ単に「猫の尿臭」と戦っているのではなく、その原因が「アンモニア」であると特定できるのなら、問題解決まであと一歩のところに来ています。

この記事では、私たち猫専用消臭剤「Clinicat」の開発チームが、消臭科学のプロとして、なぜ猫の尿がアンモニア臭を放つのか、その科学的な仕組みと、アンモニア臭を根本から、そして安全に消すためのプロの秘策を、獣医師の監修のもと、適当に解説していきます。

ちなみに、なぜ猫の尿はアンモニア臭になるのか?

新鮮な尿が、最初から今度はアンモニア臭を放出しているわけではありません。あの刺激は、尿が排出された後に、あるプロセスを経て発生します。

理由①:高タンパクな食事と「尿素」

猫は肉食動物なので、ハイタンパクな食事をしています。タンパク質が体内で分解されると「尿素」という物質が作られ、尿として排出されます。この段階の「尿素」自体は、ほとんど臭いません。

理由②:細菌による分解

ここからが問題です。猫のトイレの砂、粗相をしてしまったカーペットなどに存在する**雑菌が、この「尿素」をエサとして分解を始めます。そして、その分解プロセスの中で、だんだん臭いを持つ「アンモニア」**が発生するのです。

理由③:猫の体の特殊性

「猫の祖先は、水の少ない砂漠地帯で生きていました。その名が残って、猫は体内の水分を有効活用するために、おしっこを濃縮して排出する能力に長けています。そのため、他の動物に比べて尿に含まれる尿素の濃度が高く、結果として発生するアンモニアの量も多くなり、臭いが発生するのです」

また、急にアンモニア臭が強くなった場合は、脱水や聴覚尿系の病気のサインである可能性もあるため、注意深い観察が必要です。

もしや多くの消臭剤がアンモニア臭に勝てないのか?

アンモニアは、非常に小さく拡散しやすい分子のため、その臭いを無くすのは非常に難しいです。

  • 香りでごまかすタイプ:フローラルな香りとアンモニア臭が混在し、不快な「化学的な不快」になることがあります。
  • 吸着するタイプ:活性炭や重曹も、発生し続ける大量のアンモニアを吸着し続けるには、すぐに限界が来てしまいます。

プロの秘策:アルカリ性のアンモニアを「中和」で無力化する

プロガアンモニア臭と戦う時に使う武器は、香りでも吸着力でもありません。 それは、**「中和」** という、ごく単純な科学の力です。

科学の授業で習ったのを覚えていらっしゃいますか?

そう、アンモニア臭の正体は、アルカリ性のガスです。

私たちがたどり着いた「究極の中和剤」

この「中和」という原理そのもの、クリニキャットの消臭力の核心です。 「アンモニアを科学的に、そして猫に絶対安全な方法で中和したい」。 その一心で開発が進む中で、私たちは**特定の「天然ミネラル」**に出会いました。 このミネラルは、水に溶けることで弱酸性の性質を持ち、アルカリ性であるアンモニアと接触した瞬間に、強力な中和反応を起こして無臭化します。

お酢やクエン酸のような強い酸っぱい臭いを放ち、猫の体に有害な化学物質も一切使わず、ただ静かに、そして強力にアンモニア分子の構造を破壊する。これこそが、私たちが求めた究極の答えでした。

アンモニア臭を完全攻略!プロのClinicat活用術

  • トイレの砂に直接:尿の塊を取り除いた後、その場所に直接スプレー。これから発生するはずだったアンモニアを、未然に防ぎます。
  • トイレ容器の丸洗い:洗浄・乾燥後の空の容器にスプレーして乾かすことで、プラスチックに染みついた臭いの元や、アルカリ性の尿石を中和・除去します。
  • 粗相の現場に:粗相の臭いは、高濃度のアンモニア。しみ込んだ繊維の奥まで届くようにたっぷりとスプレーし、臭いの元を根本から分解します。

まとめ:敵の正体を知れば、戦いは終わる

猫の尿臭との戦いは、ただやみくもに消臭剤をスプレーするものではありません。 敵の正体である**「アルカリ性のアンモニア」に着目、その弱点である「酸性による中和」**をする、科学的なアプローチこそが、あなたを長年の悩みから解放する唯一の道です。

さて、ごまかしの対策は終わりにしましょう。プロの秘策で、アンモニア臭を根本から解決しませんか。

→猫専用消臭剤「Clincat」特集はこちら

飼い主とソファーにいる猫

監修:田中動物病院院長 獣医師 田中先生 獣医師。東京農工大学獣医学部卒業後、田中動物病院開設院。 特に猫の行動学とアレルギー疾患に造詣が深く、猫の健康と健康に力を入れている。

バナー5

この記事の著者

ケンケン

1978年生まれ。現在は妻と2匹の猫と暮らしています。
食品メーカーで20年以上、製品開発に携わってきた経験を活かし、現在は猫と飼い主のための消臭剤の開発にも取り組んでいます。
猫との暮らしで感じた「におい」や「安心」への疑問を、ものづくりの視点からカタチにしています。
このブログでは、実体験をもとに、猫との暮らしがもっと快適になるヒントをお届けしていきます。

コメントは受け付けていません。

関連記事

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2025 株式会社イーテック All Rights Reserved.

CLOSE