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香りでごまかさない!猫の嗅覚に優しい「無香料消臭剤」が選ばれる理由

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消臭剤を持つ飼い主

「猫のために、香りがしない消臭剤を探している」 「強い香りでごまかすのではなく、臭いの元からしっかり消したい」

もしあなたが、数ある消臭剤の中から、あえて**「無香料」**という選択肢にたどり着いたのだとしたら、それは、愛猫の心と体の健康を深く思いやる、非常に優れた飼主さんである証です。

市場には、フローラル、ソープ、シトラスといった魅力的な香りの製品が溢れています。その中で「無香料」を選ぶことは、猫の習性と科学的根拠に基づいた、最も賢明な選択と言っても過言ではありません。

この記事では、私たち猫専用消臭剤「Clinicat」の開発チームが、なぜ知識が豊富な飼主さんほど「無香料」を選ぶのか、その明確な理由を、獣医師の監修のもと、徹底的に解説していきます。

理由①:猫の「驚異的な嗅覚」を守るため

人間と猫とでは、見えている世界も、聞こえている世界も、そして「感じている香りの世界」も全く異なります。

人間とは比較にならない嗅覚の世界

猫の鼻には、人間の約40倍にもなる、およそ2億個の嗅覚細胞が備わっていると言われています。その嗅覚の鋭敏さは、人間の数万倍から数十万倍。私たちが「ほんのり香る」と感じるレベルの香りも、猫にとっては暴力的なまでの強烈な刺激となり得ます。

香りは「ストレス」であり、猫から「情報」を奪う

監修医の田中先生は、猫にとっての香りの重要性を次のように語ります。 「猫は、匂いを使って縄張りを認識し、他の猫や飼主さんを識別し、安心感を得ています。彼らにとって匂いは、私たちが目で見る景色と同じくらい重要な“情報”なのです。そこに人工的な強い香りが常に漂っていると、猫は重要な情報を奪われ、自分のいる場所が安心できないと感じ、慢性的なストレスを抱えることになります」

良かれと思って選んだ「良い香り」が、愛猫を常に不安にさせているとしたら、それはとても悲しいことですよね。

理由②:「健康被害」のリスクを限りなくゼロにするため

香りの成分は、ストレスだけでなく、直接的な健康被害を引き起こすリスクもはらんでいます。

アレルギーや喘息の引き金に

香りの元となる化学物質(合成香料・天然精油問わず)は、非常に粒子が小さいため、猫の繊細な呼吸器に侵入し、粘膜を刺激します。これが、くしゃみや咳、涙目、さらには猫喘息といったアレルギー症状の引き金になることが知られています。

経口摂取による中毒のリスク

スプレーされた消臭剤の粒子は、床や猫の被毛に付着します。猫は毛づくろいの習性があるため、それらの成分を必然的に舐めとってしまいます。「無香料」を選ぶことは、こうした経口摂取による中毒のリスクを回避する上でも、非常に重要な選択なのです。

理由③:本当の「消臭効果」を実感するため

実は、「無香料」であることは、その製品が本当に効果のある消臭剤であることの、一つの証明にもなります。

ごまかしが一切効かない「真剣勝負」

香料を使っている製品は、極端な話、消臭効果がゼロでも「良い香り」で悪臭をごまかすことができます。しかし、無香料の製品は、そのごまかしが一切効きません。純粋に、臭いの元を分解・消滅させる科学的な力だけで勝負する必要があります。したがって、無香料を謳う製品は、その消臭メカニズム自体に自信を持っている製品であると言えます。

臭いの「再発」にいち早く気づける

香りでごまかしていると、臭いの元が本当に消えたのか、それともまだ残っているのか判断がつきません。無香料の製品を使えば、もし臭いがぶり返してきたら「まだ臭いの元が残っている」と即座に判断し、追加の対策を打つことができます。

「無香料」の先にある、究極の選択

私自身、愛猫と暮らし始めた頃は、「良い香り=清潔」という人間の価値観から抜け出せずにいました。しかし、愛猫が香りの強い消臭剤をかけたベッドを避ける姿を見て、ハッとさせられたのです。「私が求めていた清潔さは、猫にとっては迷惑でしかなかったんだ」と。

そこから私の「究極の無香料消臭剤」探しの旅が始まりました。しかし、多くの「無香料」製品は、香料を添加していないだけで、原料そのものが持つ薬品臭がしたり、成分表が複雑だったりと、心から安心できるものには出会えませんでした。

この経験から、「香料を“加えない”だけでは不十分。製品そのものが、水のように無味無臭で、究極に安全な成分で作られているべきだ」という結論に至りました。その哲学を形にしたのが、Clinicatです。

Clinicatの成分は、「天然ミネラル」と「水」のみ。 香料を加えていないだけでなく、原料そのものが無臭です。そして、科学的な**「中和」**作用によって、臭いの元を分解し、本物の無臭空間を実現します。

まとめ:愛猫への最高の思いやりは、「無臭」という選択

「無香料消臭剤」が選ばれる理由は、それが猫の**①嗅覚(心)、②体(健康)、そして③本物の消臭効果(暮らしの質)**の全てにおいて、最も優れた選択だからです。

これからは、あなたも自信を持って「無香料」を選んでください。それは、言葉を話せない愛猫の心と体に寄り添う、最高の思いやりです。

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猫を抱きしめる飼い主

監修:田中動物病院 院長 獣医師 田中先生 獣医師。東京農工大学獣医学部卒業後、田中動物病院を開院。特に猫の行動学とアレルギー疾患に造詣が深く、猫の健康とウェルビーイングに力を入れている。特に、根本から悪臭を分解するメカニズムと、猫に優しい安全性を兼ね備えた消臭剤の重要性に注目し、多くの飼主さんへその選択を推奨している。

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この記事の著者

ケンケン

1978年生まれ。現在は妻と2匹の猫と暮らしています。
食品メーカーで20年以上、製品開発に携わってきた経験を活かし、現在は猫と飼い主のための消臭剤の開発にも取り組んでいます。
猫との暮らしで感じた「におい」や「安心」への疑問を、ものづくりの視点からカタチにしています。
このブログでは、実体験をもとに、猫との暮らしがもっと快適になるヒントをお届けしていきます。

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